よく寝て学力アップ!

塾は必要ない?!
インターナショナルスクールで国際バカロレア教育(インタナショナルバカロレア=IB)を受けている子どもは、塾には行っていません。
全く必要性を感じていないからです。
学校の勉強と宿題をきちんとしていれば、基本的には大学に行けます。
どのレベルの大学を目指すかによって、必要な勉強量に違いが出てくるとは思います。
それにしてもやはり塾の必要性は感じません。
塾に行って遅い時間に帰るよりも、少しでも早く寝て睡眠をとり、心も身体も万全の状態で1日1日を過ごす事が大切だと思っています。
充分な睡眠がとれないと脳は適切に機能できません。充分な睡眠が10代、20代の学業成績を向上させるそうです。
睡眠をとって朝に炭水化物を含んだ朝食をとり、集中力を切らさないように心がけています。
もちろん宿題に時間がかかり、睡眠時間が削られる日もあります。
その日は仕方がないので、宿題が終わるまでがんばってから寝ています。

米国睡眠財団が推奨の睡眠時間
1日に必要な睡眠時間。それは中高生で8~10時間だそうです。
ちなみに、小学生は9~11時間だそうです。
日本人は世界一寝不足で、高校生の睡眠時間は平均6時間54分という事です。あと1時間~3時間以上は寝なければいけない計算になります。
そして居眠りをする子どもが多いとの事。集中力が無くなっている証拠ですね。
以前2回ほどオーストラリアからの留学生を受け入れていた事がありました。高校3年生と高校1年生です。
その子たちも、良く寝ていました。
当時私の子どもはまだ小学生だったので9時に寝かせていました。
留学生には就寝時間などは自由にさせていたのですが、2人とも子どもと同じ9時にはだいたい寝ていました。
寝るように言った事は一度もありません。
欧米やオーストラリアの人は日本人より早く寝ると聞いてはいたのですが、「こんなに早く寝るんだなあ」と驚きました。朝も早く起きる訳ではなく声をかけないといけない位寝てました。
高校3年生の子は実家に居る時は、休みの日は昼まで寝ていると言っていました。
海外の子達は高校生になっても身長が伸び続けているのは、そのせいかな?と思いました。
日本人は高校生に入るとほとんど身長が伸びない子が多いようですが、欧米人の子どもは高校生になっても伸びる子が多いようです。
家に来た留学生も高校3年生の子は180cm近くあったのですが、高校1年生の子はまだ170cm未満でした。日本の子と同じくらいの身長です。でもその子のお兄さん達は身長が高く、親も高いようでしたので、これから伸びるんだなあと思いました。
私の子どもも高校生になっても目標の就寝時間は9時半です。
9時半に寝たとしても6時半に起きるので睡眠時間は9時間です。早すぎる就寝時間ではないという事になります。