貴重な経験でした
以前、留学生の受け入れをしていました。
今思うと、大変だった事もたくさんありましたが、貴重な経験だったと思います。
うちの子どもが小学生の時、高校生の男の子を受け入れました。
最初に受け入れた子はオーストラリアからの留学生です。
子どもの英語教育にも良いという事で決断しました。
留学生は大人ではない
まず高校生の留学生を受け入れる上で、受入機関の方から言われた事は、「留学生は体は大きいですが、まだ大人ではなく子供です。」
確かにそうですよね、日本人より体格がいいので、ついつい大人扱いしてしまいそうですが、子どもとして接っさなければいけません。肝に命じました。
実際にアニメを喜んで見ていたり、お店のかわいいロボットに感激していたり、子どもなんだなあ、と思う場面がたくさんありました。聞いといて良かったです。
お父さんお母さんは日本語でOK!
留学生を受け入れる時に、英語が苦手だからできない。と言われる方がいますが、日本語で大丈夫です。
高校生の留学生が日本に来る理由は、だいたい語学の勉強だと思います。
ちょっとは日本語を勉強して来ているのと、勉強する気がある子どもです。
なのでホストファミリーのお父さんお母さんが日本語なのは、良い事です。
うちの場合は子供の英語教育のため、という理由があったので、子どもは英語を話していました。
子どものためには家に家庭教師がずっと居るみたいで良かったです。
留学生は日本語の勉強に来ているので、子どもに「これは何?」としょっちゅう聞いてきます。その説明をしないといけない、というのが良かったと思います。
大変だった事
留学生を受け入れている間に、私が大変だった事は、送り迎えとお弁当です。
でも実はこれはしなくても良い事をしてしまったために、疲れてしまいました。
留学生の受け入れでしなくてはいけない事は、朝食と夕食、寝室(個室か同性の子どもが居る場合同室でも可)を与える。これだけです。
でも、うちの子どもと学校が同じ方向だったし、子どもには毎日お弁当を作っていました。
そのため、差をつけてはいけないかな?と思い、一緒に送り、お弁当を2つ作る事をしていました。
これは、決められた範囲を超えている事なので、しなくても良かったかな?と今では思っています。
なぜなら、これをしなければ全く疲れなかっただろうと思います。
それと、子どもが毎日、遅刻ぎりぎりにならなくても良かったと思います。
やはり無理はいけませんね。
涙の別れ
でも、ふたを開けてみると本当に楽しい期間でした。
子どもにも兄弟ができ、いつも子どもを可愛がってもらいました。
休みの日には一緒に方々出かけ、部屋に籠ることもなく、リビングで楽しく過ごしました。
オーストラリアに帰国の際は、空港に向かう車の中で、みんな涙を流していました。
かけがえのない思い出です。