ただでも行ける高校生短期留学

学費も滞在費も0の高校生短期留学
高校生の1年間の短期留学。
お金がかからない機関があるのを知っていますか?
公益社団法人 日本国際生活体験協会(EIL)というところです。
世界中にあるきちんとした機関なので安心です。
ホストファミリーも学校もボランティアで学生の受け入れをしてくれます。
日本から行く場合は試験も必要で、成績も優秀でないといけないようです。
それでも学費も滞在費もかからないなんて素晴らしいですよね。
おこずかいと昼食代と航空運賃で行けるという事ですから。
コロナ後、どのようになっているのかわかりませんが、問い合わせてみてください。
海外の大学に行く前のステップとしても最適ですね?

留学生の受け入れ2
ちなみに私達家族は、もう1人留学生の受け入れをしました。
今回もたまたまオーストラリア人の男子高校生でした。
今回は、前回受け入れをした子とは性格も趣味もまったく違う子でした。
前回はインドア系でアニメや漫画、ゲームが好き。
もともと日本のアニメを見て育ち、そういった文化に興味を持って来たような所がありました。
漫画ショップの「まんだらけ」に連れて行った所、かなり興奮して喜んでいたのを覚えています。
友達にフィギュアを買って帰りました。
漫画を読んで日本文化を知っていたので、食事も日本食を好み、漫画に出てきたような日本的なものに喜ぶ傾向がありました。
けれど、今回の子は正反対。
アウトドア派でスポーツが好き。
日本語の語学の勉強で日本へ来たものの、日本の文化的なものには全く興味がなさそうでした。
食事も慣れ親しんだ食事が良いようで、朝食も1人だけシリアルを食べていました。
うちの朝食はパンと目玉焼きとソーセージといった感じで、和食ではありませんでしたが、その子はシリアルを食べたがったのでそうしました。
学校でも日本人の友達を作る事はなく、他の留学生か英語を話すハーフの生徒と交流していました。
そういうタイプなので休みの日も私達ホストファミリーと出かける事もありましたが、学校の留学生の友達かハーフの友達と出かける方を好んでいたようです。
ちなみに前回の留学生は日本人の友達の中に1人だけ混じって出かけたりしていました。

大変だった事
今回は前回の事を教訓にして、学校の送迎とお弁当作りはしませんでした。
自分で学校へ行き、お昼は学校の学食で食べました。
そういうわけで送迎やお弁当作りの大変さはありませんでした。
が、精神的には今回の方が疲れました。
主人や子どもとは一緒にスポーツをしたりして楽しんだ一面はありました。
しかし、あまり人懐っこくない性格の子だったので、私としては少し疲れました。
前回の留学生はポジティブ思考でオープンマインド、細かい事は気にしないタイプだったのでしょう。
今回の留学生は繊細で新しい事に、すぐには馴染めない保守的な性格、日本人と近いタイプですね。
なので、日本語を話す事をおっくうになっていたようで、私に用事がある時は子どもを介して伝えてくるような事もありました。
分かれ際もお互いに涙を流す事もなく、さっぱりとした別れでしたが、これもまた良い経験になったと思います。
子どもにとってはお兄さんができて楽しい日々だったのではないでしょうか。