日本人は入れるの?
そもそもインターナショナルスクールってどうやって入るのだろう?と疑問に思われている方も居るかもしれません。
入れるか入れないかというと入れます。
日本の私立校のような受験はありません。
受け入れ方法は学校の校長先生が決めていると思うので、学校によっても違い、校長先生が変われば受け入れ方法も変わると思います。
どの学年で入るのか?という事でもかわってきますし、もちろん定員に空きがあるかという事もあります。
インターナショナルスクールは日本の学校より1クラスの人数が少ないので定員は少ない所が多いでしょう。
私の子どもの学校は1クラス、多くても20人くらいです。
日本人が入学するという視点で言うと、まずインターナショナルスクールは基本的には外国人のための学校です。
なので優先順位はまず外国籍の外国人にあります。
日本人が入っているせいで、外国からの転校生の行く学校が無くなると困るからです。
まず外国人優先で、次が片親が外国人の子ども、最後が日本人という事になります。
定員の空きに余裕があれば入れるかもしれません。
定員が一杯でキャンセル待ちになった場合、待っていても後で外国人の子どもの入学の申し出があれば、そちらが優先されます。
キャンセル待ちの優先度も一番最後になります。
入学方法
定員に空きがあれば入れると、書きました。
が、学年によって違うだろうと思います。
幼稚園や小学校の1、2年生であればすぐに入れるかもしれません。
3年生ぐらいで英語が全くできない場合は、入れてもらえるかどうかわかりません。
英語圏でない外国人が全く英語ができない場合はすぐに入れるのですが、日本人で英語ができなくて入れるかどうかは難しいかもしれません。
それが何年生に設定してあるかは、インターナショナルスクール、校長先生によって違うと思います。
ちなみに英語力は学校に入ってから、英語力が足りない子どものための授業があると思うので、入ってからもしっかり英語力を上げてもらえるはずです。
高学年になってくると入学テストを受けさせる学校もあると思います。
入学の申請をする際に、どの程度の成績表や紹介状や英語の証明書を提出できるのかによっても変わってくると思います。
入るのは学年が上になるにつれて難しくなると思います。
高学年からの編入
小学校高学年以上からの編入は難しくなってくるかもしれません。
海外に数年住んだとか、英語教育をしている日本の学校からの編入は大丈夫ですが。
日本の学校に通っていて、高学年になってからインターナショナルスクールに編入したいと思う事もあるでしょう。
高学年になってくると成績表、紹介状、英語の証明書など、学力や英語力を示せる書類の提出が求められると思います。
今までの経験から言うと、小学校の時にインターナショナルスクールに編入してきた子ども達を思い返すと、3年生までは日本の小学校から編入して来た子どもが居ました。
それ以降は海外に数年住んでいて日本に帰ってきた子か、英語教育をしている日本の学校からの転校生です。
英語教育をしている日本の学校とは、ぐんま国際アカデミーや福岡のリンデンホールスクールなどです。
中学生以上で海外の学校に1年ぐらい居たとしても、英語がそれほど上達していない場合、学年を下げての入学が認められるケースもあるようです。
まさにケースバイケースで様々な状況を考慮したうえでの入学になると思います。
インターナショナルスクールは高学年になるに連れて、生徒数が増える傾向があるようです。
なぜかと言うと小学生までは一般の日本の学校に入れる外国人の親が多いからです。
両方の親が外国人の場合も、片方の親が外国人の場合も、日本の小学校に入っている子どもが多くいます。
そういう親でも、大学の事を考えると、海外に行かせたいと思う親は、中学生ごろになるとインターナショナルスクールに入れようと考えるようです。
そうなると外国人の高学年のインターナショナルスクール生は増えます。
日本人が入るゆとりは無くなります。
急に空きが出る事もある!
ただし空きがでる事はあります。
例えばクラスの数が増えた時!
何人も転校して行った時!などです。
1クラスの定員が20人だったとして、外国人の転校生が来て22人になった場合。
次の学年から1クラス増やす場合があると思います。
1クラス増えれば40人の定員になるので22人の生徒数だと18人の余裕がある事になります。
インターナショナルスクールはすごく出入りの激しい学校なので、その都度状況がかわります。今年だめでも来年は入れるかもしれません。
問い合わせてみて下さい。
紹介状は誰に書いてもらえば良いの?
インターナショナルスクールに編入する際に、成績表や紹介状を提出すると思います。
紹介状って誰に書いてもらうの?と疑問に思う人が多いようです。
「今まで通っていた学校の先生」というのが一般的なのかもしれないですが、そうもいかない人も多いでしょう。
書いてくれない場合もあるかと思います。
では他に誰に書いてもらうのか?
子どもが頑張っている事を書いてくれる誰か、子どもの英語力を証明してくれる誰か、
習い事の先生や英語教室の先生。という事になるのでしょう。
数年続けている習い事の先生や英語の先生であれば書いてもらえると思います。
英語の先生は英語で書いてもらえる外国人の先生が好ましいと思います。
紹介状は1つである必要はありません。