海外の学校に運動会は無い⁈
海外では運動会は無いって知っていますか?
私は知らなかったんですけど、日本の学校の独特のイベントなんだそうです。
私の小中学校の運動会のイメージは、緊張するイベントでした。
できる事なら無い方が良いと思っていました。
あまり陸上が得意ではなかったので、かけっこの順番待ちの間の心臓のドキドキ感を今でも思い出します。
世界中のインターナショナルスクールでも多分ほとんど運動会は無いと思います。
でも子どものインターナショナルスクールでは日本の文化という事で運動会がありました。
私の思い出の緊張の運動会とは全く違う、ラフでカジュアルで楽しい運動会がありました。
まず、全部ぶっつけ本番です。練習はしません。
色んな競技をしてましたよ。2人3脚のようなものとか、玉入れとか、綱引きとか、リレーとか、その他ユニークな道具を使った競技を色々していました。
みんなぶっつけ本番だけど、一生懸命、本気で競技していました。
間違ってもいいですし、それを気にする人も誰もいないですし、楽しむだけです。
自分達のチームが勝った時は盛り上がります。負けた時は本気で悔しがります。
暗い顔の子どもは見当たりません。
プレッシャーのない運動会で、私もこんな運動会だったら良かったのになあ、と思いました。
部活やクラブ
インターナショナルスクールには日本の中高の部活にあたるスポーツ部はありません。
1年間を通してずっと同じスポーツをするという事は無いです。
これはオーストラリアから来ていた留学生も同じように言っていました。彼はインターナショナルスクールでは無いですが、オーストラリアの高校も1年を通して同じスポーツをするという事は無いと言っていました。
放課後の中高生のスポーツは、3ヶ月交替くらいで違うスポーツをします。週に2,3回です。
もちろん希望者のみの参加です。好きなスポーツだけに参加すればいいですし、全部出なくても大丈夫です。
例えば3ヶ月はサッカー、次の3ヶ月はバレーボール、という具合に代わっていきます。
これとは別にクラブのようなものもあります。スポーツだけではなく、文科系、芸術系のものがあります。これも希望者のみの参加で、全部出なくても大丈夫です。
そしてこれもまた、3ヶ月くらいで、内容が変わります。
という訳で1つのスポーツに対する熱の入れ方も、時間の使い方もかなり少ないです。
スポーツで大学へ進むといった生徒は記憶にありません。
でも地元の日本の学校のバスケットボール部と試合をして勝ったりしているので、運動能力が低いとは言えないようです。
限られた時間の中でする事が、集中力を高めて楽しめるのかもしれませんね。